2011年1月24日月曜日

大手業者が葬儀に参入、知ってましたか?

 昨年イオングループが葬儀業界に参入し、お布施の目安などを表明して、安すぎるなどの話題を呼びました。その後ファミリーマートが参入し、丸井グループも、また三越伊勢丹のエムアイカードも参入となりました。葬儀全般を扱い、葬儀業者とお寺とお坊さんを傘下におくことを狙ったものだと言われています。なにしろ会員の数はナンビャクマン単位です。いまでも葬儀業者の下請けをやるお坊さんもいますが、もっと下請化がすすむはずです、しかたがないと言う面と、果てや何とか抵抗できないのかと思いましたー!など、です。なにはともあれ。
 葬儀業者のいいなりや、使われるのは、お坊さんの堕落ですねという意見。皆さんはどう考えますか?大きな施設や会場をもたない使い易いお坊さんを獲得していくのですね。まあ時勢とはいえ、なんとかならないのでしょうか?あとは使われないと決められるお坊さんがどれだけ現れるかですね。
 弁護士の世界でも、最近の改革といわれる制度改変で、国選弁護士を選んだり使ったりする組織が、弁護士会から国の出先機関に変えられてしまいました。被疑者被告人を守るには国と対立しなければならないのに、それを国の出先機関が管理したら、戦わない弁護士と弁護になってしまいます。以来私は制度が本に戻るまでは国選弁護士はやりませんと宣言してやってません。しかし、大部分の弁護士はやむなしと、いやいやながらも制度を受け入れてます。まして最近の弁護士粗製濫造時代に生み出された弁護士は、仕事がないから国選弁護に飛びついています。貧すれば貪するの例えどうりです。過去の戦時中の大部分の弁護士がそうでした。時の政権に唯々諾々と従い協力したのでした。いまも日弁連執行部は、そのいつか来た道を歩んでいます。なんか回りくどい話になりました。
 抵抗するのは難しいのが、いつの時代も同じかなという、ゴマメノ歯ぎしりです。すみません。栃木の若いお坊さんの話は明日にします。オヤスミナサイませませ。合掌