2013年5月31日金曜日

最近の日本を憂います

ハイビスカスは沖縄の一年中咲いているはなで、300種類以上あります。あと一つは茶花で、名前は調べてお知らせします。
最近の日本の憂うべきは、大阪橋下市長の慰安婦発言などです。戦時中の政府が公式にやらせた証拠はないというのは、以前の阿部首相の政府見解でしたが、それ自体が河野談話や村山談話を打ち消す為に出されたもので、歴史の事実に反するものです。侵略の定義は定まっていないとする阿部首相の見解と靖国神社を参拝して文句を言われれば断固戦うという阿部首相の見解は、つながっています。要約すれば、日本は中国韓国やアジアに侵略したことはない、靖国神社に祭られている戦犯は、戦勝国の一方的な裁判によるもので。戦犯ではなくて、国の為に勇敢に戦った英雄、英霊だと言うものです。また自民党の憲法改正案は驚く内容で。日本を北朝鮮や中国のような独裁国家に変えようとするアラカサマな内容です。恐ろしい内容ですが、皆さんの一部にしか知られていません。
ところが、ここにきて、少し風向きが変わりつつあると思われます。韓国と中国が政府の歴史認識を理由に、トップばかりでなく、政府の上級者の会談を拒否しています。いま開かれているアジアの防衛会議でも、日韓の会議は拒否され、日中も見通しがありません。先の韓国大統領の訪米では、阿部首相はアメリカ議会での演説はヤラセでもらえませんでしたが、ぱくね大統領は議会演説をし、そねなかで日本の歴史認識を批判しました。要するにアメリカは韓国大統領を使って阿部首相と日本に警告したのです。また橋下市長の発言にアメリカ大統領報道官が公式に批判をしました。またアメリカ議会事務局は、阿部首相の歴史認識や行動を、アジアにおけるアメリカの国益に反すると指摘しました。またアメリカの主要なメディアも論説を通じて批判をてんかいしています。総じてアメリカは阿部内閣にノーを示しています。アメリカはオバマの前政権の途中から、イラク、アフガンから、アジア重視に梶を切り替えました。なぜならアジアに巨大中国が台頭したからです。中国の台頭を軽視していたのを、改めたのです。いまやアメリカ自身がビックツーと表現しはじめましたが、G
2つまりジーツーという表現が、国際政治で堂々と使われだしています。G7でもなければ、G8でもなければG20でもない、G2中国とアメリカが世界を決する時代の到来なのです。OECDは四年ごに中国のGDPがアメリカを抜くと発表しています。アメリカじしんの発表によると、2030年の世界では中国がアメリカを抜いてダントツになると発表しています。アメリカにとっても、韓国にとっても、また日本にとっても、一番の貿易相手国は、中国で、それも年々増えています。ですから、阿部内閣の強がりは遅かれ早かれ、修正されるか、そうでなければ、退陣となるはずです。憲法改悪はすんなりいかないはずです。アジアや韓国中国と仲良くしないでは、成り立たない道理ですし、それだけ現代世界は相互依存関係が深まっている証拠でもあります。ですから、私は橋本発言や阿部内閣の政策に憂いを感じていますが、悲観はしていません。早晩改められるか、退陣して。近隣諸国との友好政策に改めためられます。そをな私の独り言でした。またよろしく。合掌