2013年11月20日水曜日

ヘノコ移転許さず

沖縄にとり重大な問題である、米軍普天間基地の名護市、ヘノコへの移転に対する、名護市市長の意見書案が公開されました。それを伝える琉球新報の記事一面トップです。本土の政府は、名護市が受け入れていた、前の市長時代に戻したいと、あれこれ介入していますが、成功するはずはありません。沖縄全県の意思は確定しています。民主党の最初の鳩山政権が示した、最低でも県外、国外に、とのブレる前の政策により、沖縄全県の政治的意思は決まりました。普天間基地の移転先は最低でも県外なのです。名護市市長選挙にヘノコ移転を堂々と主張する元市長と、曖昧にする県議が立候補してますが、どちらも利権派です。保守分裂の立候補で、なんとか一本化と調整してますが、難しいようです。でも選挙はわかりませんね。蓋を開けるまではです。
もう一つの新聞記事は、安重根の碑を建てるという韓国の動きに日本の官房長官が異議を挟んだ記事です。やはり歴史認識の重要の論点に対する日本官房長官の歴史の無知を表すものですね。安重根は日本が朝鮮を侵略して併合した伊藤博文を、中国東北のハルピン駅で射殺した、韓国朝鮮の、また中国の英雄です。テロリストではないというのが、韓国朝鮮の言い分です。これに、テロリストだ犯罪者だという一部の国内支持層がありますが、しかし、少なくとも、あちらの考えは尊重しないと、外交はなりたちません。日本官房長官の発言はうちむきに言ったならとは思いますが、韓国に記念碑の建立を止めろと述べたので、歴史認識もここまできたかと、驚きます。日本のテレビが、豊臣秀吉の生涯の物語を何度も日本の英雄として放映してますが、韓国官房長官が、放映中止を求めたことがありますか?こちらはこちら、あちらはあちらです。少なくとも、互いにことなる歴史認識にまで口を差し挟まないのは常識デショウ。それを公式に介入したのですから、やはりこの阿部首相の番頭さんは、外交常識すらかなぐり捨てて、国内向けの大向こうを狙って話したのでしょうね。せっ
かく次官級の会談が始まりかけたこの時期にです。首相も首相なら番頭も番頭だというものでしょうか?かれらこそ日本の国益を害する非国民と言わねばならないですね。秘密を守れという資格はありませんね。国益を害しているのは、首相と官房長官だからです。と思いましたが、皆さんのご意見はいかがですか?