写真がせーふぁーウタキの入口近くから遥拝、はるかに拝礼した久高島です。沖縄本島の東の南端知念半島の東10キロ程に浮かぶ平らな島です。あとの写真は垣の花樋川・カキノハナヒージャーと発音しますが、どんな干ばつ時にも枯れることのない泉です。沖縄では井泉せいせんを非常に大事にしています。水はなにしろ命の大本だからですし、国土の狭い沖縄には河川はすぐに枯れますから、泉や井戸を大切にしてきたのです。珊瑚礁が隆起してできた沖縄本島などでは、雨水はすぐに流れるか吸い込まれてしまいます。ところが、不思議なことに、干ばつ時にも枯れない泉や井戸があるから不思議なのです。地域住民はもとより、琉球王朝も大事にしてきたので、現在も地域住民により大切に管理されているわけです。それではまた、です。