2014年4月9日水曜日

絶望の裁判所でました

元裁判官で大学教授のセギヒロシ瀬木比呂志さんが、衝撃の内部告発本をだしました。本の名前は、絶望の裁判所。表紙には、最高裁中枢の暗部を知る元エリート裁判官衝撃の告発、帯には、裁判所の門をくぐる者は一切の希望を捨てよ。司法制度改革の謀略に法曹界騒然とあります。講談社現代新書で、2月20日新刊です。日本の裁判所や裁判制度に関心のある方は、必読書です。最高裁中枢にもいた裁判官の告発として、初めてのものです。内容は私が感じてきた内容を裏付けを持って暴露しているものです。最高裁が裁判官を統制支配して、個々の判決を、最高裁の基準にあわせるように誘導し、裁判が画一的になってしまってます。政府や企業を勝たせるようにして、住民や使われる者は絶対に勝てない仕組みです。裁判官は最高裁の作る収容所列島の奴隷同然だと言います。確かに、その通りですね。このシステムに異議を述べると、辞めさせられたり、辞任に追い込まれたりするようです。ともかく最高裁とその中枢に覚えめでたくなろうと、裁判官が汲々としています。良心の自由があるとの建て前の裁判官の奴隷同然。私は国の三権、国会、内閣、裁判所のうちで、裁判所
ではファッシズム・全体主義が完成しているのです。恐ろしい話です。ぜひ読んでみてください。ただ独りで書いたもののようで、何人か加われば、もっと深く掘り下げできたのではと、思います。次の共同研究に期待したいとおもいます。