2013年11月25日月曜日

短歌の会例会

土曜日午後地元の短歌の会の月例会が長谷寺でもたれた。東京埼玉から短歌の友人4人が参加されて、地元からも15人といつになく盛況だった。話は沖縄歌壇のいわゆる時事詠歌、時事問題政治問題を詠み込んだ和歌の是非に及んだ。沖縄では米軍基地が戦後68年しても居座り、本土政府が属国のごとくに追随するので、怒りが吹き上げている。オスプレイも配備れてしまうし、ヘノコ移設も県民の総意を聞いてくれない。怒りのマグマがたまりにたまっている。などで、時事問題を歌に託すものが多いのは当然と私なども思いますーが内地からみると、和歌ではない、単なるスローガンではないかと批判される。時事問題を詠むにしても、和歌としての格調をもっと訓練したらどうかと言うようである。四人を宿に送りながら、批判を聞いて勉強になった。上の句も下の句も全部時事詠ではなく、季節や日常や自然や家族を詠み込む中に織り込むとか言うことだろうか?確かにスローガンそのままになりかねない。わかる気がするが、でも、中央歌壇に登場したい方は別にし、言いたいことを短歌にぶつけたい方々がアメリカや政府にぶつけだいあれこれを、思い通りに歌いぶつけるこ
とに、どこに遠慮がいるだろうか?とも思う。スローガンを理解してくれる友がいたら、何よりの感動である。沖縄人は怒っているのである。アメリカと内地の二重ね植民地にされてである。誰に頼るでもない。沖縄人は沖縄人の力で打開するしかない、そんなこのごろであります。ご自愛ください。