2011年8月27日土曜日

出版祝賀会に出て

今晩は南風原文化センターで高良勉の出版祝賀会があり、出席しました。本の題名は、魂振り、魂を振る、振られる、鎮魂と言ったような題名に琉球文化芸術論とあります。会場に着いたら大変な人数で、200人を越えています。開会挨拶、新垣安雄、乾杯新川明、祝辞詩人の川満信一、そこで沖縄風におめでたい席の踊り、かぎやで風、これは高良さんの奥さん沖縄舞踊家高嶺久枝さん、あと出版した東京・未来社の西谷社長、高良さんの詩の朗読、などと続いたが、私の知り合いは数人から10人くらいでした。最近、普天間よ、という題名の短編集を出した芥川賞作家の大物大城立裕タツヒロも挨拶してました。そこで今回の本と、彼の岩波新書の沖縄生活誌とNHK出版のウチナーグチ・沖縄語練習帖を写真で紹介します。なにしろ詩人で評論家、思想家で、定年まで高校の先生でもありました。私はまだ最近高良さんが会長の琉球歴史研究会のメンバーに加わらせてもらったばかりです。彼は、沖縄琉球を、文化遺伝子という、新しい造語で論じていて、挨拶に立った方々が、この造語の沖縄琉球を理解するキーワードとしての優れていることに触れていました。確かに文化
遺伝子という概念をたてると沖縄琉球は理解がしやすいと思われます。内地にもそれぞれの地方地方に独特の文化が息づいていますから、それが沖縄琉球は特に内地から際立っています。それを沖縄琉球の文化遺伝子によると分析したのです。人には誰にも生まれ育った地域や家族の時空に育まれた文化遺伝子があるはずです。そのなかで、本土から遠い、元来独立国てまあったとか、何重もの民間の文化遺伝子に囲まれて、その脇役別遺伝子にサゾワレテ